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パクリではない、パロディである
アニメにも映画にもなって、ノリに乗ってるこの漫画。 漫画よりも、アニメのほうが知名度は高いように思える。 当初はほぼ同じ設定でスタートしたが、現在は完全に分岐され、それぞれ独自の路線を歩いてしまっている。近年はあまり見かけなくなったキャラクターモノで、日常生活に突如として現れたドラえもんを思い出されるが、ドラえもんのように世間一般には公認されず、一部の人間以外には見えない、という設定になっている。
母と姉、弟の三人家族に、宇宙人であるケロロ軍曹が侵略しに家の中に潜入していただが逆に捕まり、それ以来一家の居候として家事手伝いをしながら生活し、それを取り巻く個性的キャラクターたちが繰り広げるドタバタコメディである。 始めはケロロ軍曹だけだが、総勢5名のバラバラになった仲間がおり、後に5人全てが合流する。基本は一話読切。
この漫画の最大の特徴、それは様々な漫画やドラマのパロディが登場することである。 それは、大仰して出てきたり細かなネタとして出てくることもある。 中でも、超有名作品、ドラえもん、ガンダム、新世紀エヴァンゲリオン、ドラゴンボールなどが多い。 ある作品が他の作品に似ていることは珍しいことではなく、中には一歩間違えれば盗作ではないかと思わせるような作品もある。 本作品では、逆に元ネタを思いっきり出し、パクリを超えてパロディとして公認されている。 読者はそのパロディの元ネタに気づくと、得意になれる(特に私のような漫画フリークには・・・)。 特にガンダムは30代~40代の男性には未だに根強いファンが多く、子供向けの画風でありながら、大人にも楽しめる内容になっている。 月刊少年エースというやや青年向けの雑誌で連載されているため、小さな子どもが漫画を読むことはあまり無かったと思うが、アニメ化により子どもが読む機会が格段に増えたため、内容が幼稚化していった。 親が30代~40代で、子どもが~10歳の家族には、ちょうど良いアニメなのかもしれない。
たくさんのパロディとマニア向けのネタばかりが目に付き、物語自体はあまり評価されていないように思えるが、話はそこまで悪くないと思う。 矛盾点は多いが、ギャグ漫画としてはなかなかの質を持っていると思う。 ただ、アニメ化により表現の幅が狭まったことは明白で、特に映画は明らかに低年齢層に媚びた内容になってしまった。 メディア化により原作がその影響を受けてしまうことはよくあることで、この漫画はキャラクター人気に火がついてしまったので、より道徳的な内容に変化していってしまった。
だが、それはそれで、ギャグ漫画であるが故に、許されることであり、マンネリ化してきてはいるが、今後もこち亀のようにだらだら続いていってもそれはそれでアリだと思う。