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manga freak 's room 漫画フリークのレビュー部屋です。 今まで読んだ様々な漫画やコミックのレビューや感想、批評を独断と偏見で語ってます。 同人誌とかはありません。
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アンチテロリズムにかける女達の情熱




1990年代にヤングアニマルで連載されていたアクション漫画。
テーマはアンチテロリズム。
軍隊と同じような民間組織(一応会社)に属する女性部隊が
あらゆるテロリストと世界中で戦うストーリーである。
(話の本拠地はアメリカ)

テロリストに愛する夫と子どもを奪われた主人公は、
テロリストと戦うべく、CAT(カウンターアタックテロリズム[会社名])に入隊する。
そこで彼女をコマンダーにする個性的なメンバー達の戦いを描く。

だいたい3話~7話くらいまでの読みきりである。
全15巻。

この漫画のおもしろいのはキャラクターで、
主人公は日本人(推定26~8歳)で、他のメンバーもアメリカ人、ドイツ人、ロシア人、
中国人、など様々。
さらにそれぞれ得意分野があり、ヘリを操縦するもの、狙撃を得意とするもの、
爆弾処理を専門にするもの、などである。
メンバーの一人をピックアップした話もある。

ほぼ全ての話はテロが軸にあるが、そこにメンバー間に起こった問題や
個人が抱える悩み、トラウマ等を絡めて一つの話を構成している。
メインテーマは主人公とメンバーの信頼関係。

話の舞台はアメリカなので、主人公も純粋日本人だが、アメリカ国籍でありアメリカ人として生活している。
主人公のキャラクターは曖昧に見えてしっかり出来上がっている。
軍隊にいるかのように銃をバンバン撃つような仕事だが、
いいとこ出のお嬢様で、言葉使いや生活態度は上品、
おっとりしているように見えてかなりの切れ者で、たまに感情的になる。
その相反する要素がうまく混在している。
主人公のキャラが強すぎず、うまく周りのキャラクターと相互に引き立つようになっている。

1990年代の作品なので、米同時多発テロより以前の作品だが、
(結果的にだが)この漫画は早々と警鐘を鳴らしていたのかもしれない。

また、日本人のテロに対する認識の甘さも皮肉っている。
98年の長野オリンピックにあわせて、日本の警察に対テロ講習を指導しにいく、という話があるのだが、
余りにも平和ボケしている日本の警察にガッカリする、という内容だ。
この漫画では、テロリストとわかった瞬間になんのためらいもなく殺す。
作者がどれだけ取材をしたのかはわからないが、実際テロリストに対抗するためには
それだけの心構えが必要ということだろう。

漫画のコマ割やアクションの流れは、『シティハンター』や『ガンスミスキャッツ』と共通するところが見られる。
映画のようなフローで読んでいてハラハラすることも多い。

スカッとした爽快感を味わいたいときにお勧めする。

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