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忍者を題材にした独自ワールド。
ドラゴンボール(以下DB)の連載終了から約5年ほどたち、久々に実にジャンプらしい漫画が登場したなと思った。
主人公成長型の漫画である。DBのように主人公は修行をし、強さを求める。そして“昨日の敵は今日の友” の法則もある。さらにその漫画の世界特有の体内エネルギー(DBで言えば “気”、HUNTERxHUNTERで言えばオーラ)も存在する。
ただ、DBと違うのは、DBは悟空の一人勝ちだったのに対し、NARUTOではライバルが存在する。
さらに、忍者のランクを上・中・下とし、明確にレベルを分けている。(最近は曖昧になりつつある)
画がやや特徴的で、これは私の予想なのだが、作者はもう少し高い年齢層向けの漫画に適した画を描く人だと思われる。NARUTOに出てくる少年達は、連載当初12歳くらいの設定であったが、顔つきが少々大人びた雰囲気がある。おそらく作者は、編集者に導かれて段々とジャンプに合う年齢層まで画の感じを変えていったのではないだろうか。あくまでも予想だが・・・。画はかなり質が高いが、写実的というわけではない。スラムダンクのような所謂特徴的な見やすい画に加えてDBのようなポップさがある。また、漫画にしては珍しく魚眼レンズを通して見ているような画角だったり、ハイアングル、ローアングルといった撮影技法のような画も多い。同じような画を単調にさせないような効果や、特定人物を強調させるような効果もあって作者の力量を感じさせる。
ところが、この漫画はややコマ割が弱い。戦闘シーンが多い漫画なので、迫力やスピード感を出すことが大事なのだが、画面の繋がりが悪いと感じることが多々ある。
私はあまりアニメは見ないのだが、この作品に関してはアニメも拝見した。
そして、漫画よりもアニメのほうがわかりやすいと感じた。
あれだけの画の腕を持っているのに、少し勿体無い。
もう少しコマ割をよくすれば、かなり良い作品になると思う。
本作品は現在も連載中で、話は第二部に突入しているらしい。
私は、第一部と第二部の頭くらいまでしか読んでいないので、
今どうなっているのかは実はよく知らない。
特につまらなくなったから等の理由があるわけではないのだが、
第二部がある程度でてから読もうと思っている。
故に、話についてのレビューは第一部までしかできないのでご了承頂きたい。
先ほども述べたが、主人公が強さを求め成長していく話だが、本作品の面白いところは、“三人一組” という体勢を貴重としているところである。これにより、一人だけ強くてもだめだ、という従来の主人公にだけ傾倒した漫画とは一線を画する漫画となっている。主人公以外のキャラクター達も、頭脳に優れたもの、生まれ持った一族の特殊能力を持ったもの、等各々個性があって面白い。小生の成長期には、TVや漫画で毎日のようにDBが見れた頃で、それはそれは毎度わくわくしながら見たものだった。NARUTOはそんなワクワク感を久しぶりに味わうことのできた漫画である。あまり深く考えずに読むことができる。
だが、この漫画もやはり強さの境界線がかなり曖昧になってきて、全体的なバランスが崩れてきたことは否めない。
ランクでいえば一番したの忍者のはずが、一番上のランクの忍者に匹敵する力を持ってしまう、このような事象を認めてしまうと、一気にバランスが崩れていく。
願わくば、第二部も第一部と同じような均衡の取れた構成の漫画であってほしい。